サイトタイトルサイトタイトル
戻る 進む

1.設立趣旨

えひめ風車NETロゴ


 いま愛媛県南予地方は、クリーンなイメージが先行する風力発電による“無秩序な乱開発”の危機に直面しています。現在、巨大風車建設を規制する法律や基準はなく、周辺地域に対する配慮は事業者の倫理観と自制心に委ねられています。個々の建設予定地においては、地区住民が自力で情報収集や勉強を行い、事業者や自治体と協議するしかなく、多大な時間的・経済的負担を余儀なくされています。

 このような状況のもとで、県下には、西予市・宇和島市・愛南町合わせて 100 基を超える巨大風車が計画されています。さらに近年、風車の大規模化に伴い“健康被害”や“自然破壊”はより広範囲に及んでおり、南予は新たな公害問題の“全国屈指の被害地域”となる恐れすらあります。風力発電の在り方について、もはや建設地域の住民だけではなく、県内の有識者や一般市民も含めて真剣に検討すべき時期が来ています。

2.県内の状況と方向性

猫のフリー写真素材8

 すでに 58 基の巨大風車が稼動している愛媛県伊方町では、付近住民から“風車病”の苦痛が訴えられ、騒音などの問題から一部の風車は夜間停止しています。また、近年続いている近海での漁獲量低迷の原因とも考えられており、山の生態系が変化したことによる海への影響も懸念されています。(『ワンダーエヒメ白書』p.52、愛媛県発行、2013 年 7 月)

 環境が破壊され、災害や健康被害の恐れの高まった地域には、どんなことが起こり得るでしょう。人は離れ、県が推進するIターン・Uターン者も当然見込めなくなります。地方創生の時代に“地域の将来性”を奪うことはあってはなりません。

 真に普及が望まれるのは、地域にとって持続可能な再生可能エネルギー(自然エネルギー)であるはずです。田舎は単なる電力供給地ではなく、維持されてきた多自然の中で人々が暮らす“生きつづける”場所なのです。これだけのリスクを背負ってまで無秩序に建設を推し進めることが、地元集落にとって、愛媛県全体にとって本当に有益なことなのか、考えてみる必要があるのではないでしょうか。

3.設立趣旨と目的

イメージ画像

 そこで、巨大風車の建設計画を契機に活動を進めてきた地元有志の 3 団体(宇和島市・西予市・愛南町)が中心となり、それぞれが収集してきた情報を共有し、知識を深め、集積した情報を広く一般に発信していくことを目的として、県内ネットワーク『えひめ風車NET』を発足させます。さらに今後得られる知見も踏まえ、風力発電の導入にあたっての留意点などをまとめ、県への提言をおこないます。

 『えひめ風車NET』が発信する正確かつ有益な情報が県民全体の問題意識と幅広い議論を喚起し、将来に対する適切な意思決定がなされていくことを願います。

4.具体的な活動

イメージ画像


① 情報交換・情報共有(県内広域及び県外活動団体)

② 広報活動(ウェブページ・パンフレット・クラウドファンディングの活用など)

③ マスメディアへのプレスリリース

④ 勉強会の開催

⑤ ①~④の蓄積知見をもとにした提言のまとめ


5.代表連絡先

イメージ画像

(代 表 者)黒田太士
(連 絡 先)090-8483-9826
( 住 所 )愛媛県宇和島市津島町御内 472
( e-mail )info@think-ew.net