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1.低周波音の問題①~低周波の特徴~

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○低周波音とは
 ・低周波音はほとんど、もしくは全く耳に聞こえない(認識できない)「音」。
 ・人間の耳に「音」として聞こえるものは、周波数は20Hz~2万Hz
 ・100Hz以下=低周波音  20Hz以下=超低周波音
 ・普通の「音」と同様、地形、気温、風などの影響も受ける
 ・巨大風車から発生する低周波は、5Hzくらいまでの周波数に特徴的なピークがある
  つまり“風車特有の低周波音”が存在する
○超低周波音の特徴
 ・波長の長い空気振動(例えば、0.8Hzであれば一波は425m)
 ・遠くまで届き、エネルギーが弱まりにくい
 ・受音側での対策がとりにくい困難な物理現象
 ・周波数が低いほど貫通力が強い(頭蓋骨を貫通して脳まで到達する)

2.低周波音の問題②~人体への影響~

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○低周波音症候群について
 ・不眠症状、血圧上昇、めまい、動悸、頭痛、腹痛、耳鳴り、肩こり、手足のしびれ、
  吐き気、脱毛、顎の痛み、腹胸部の圧迫感、幻覚、てんかん、イライラ感、脱力感、
  不安、集中できない、疲れやすい、気持ちが悪くなる、など多様な自律神経失調症状
 ・騒音には馴化するが、低周波空気振動は過敏化
 ・潜伏期間(数週間~3年)のある“不治の病”
 ・二重サッシュは逆効果
 ・黄身のない鶏の卵(オーストラリア)、ラットの肺の実験(ポルトガル)など、
  動物の生態に影響がある。人体への影響は本当にないのだろうか? 

3.低周波音の問題③~規制がなく野放し~

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○風車からの適正な距離基準
 ・日本には低周波音に関する明確な規制・基準がない
 ・多くの被害者が被害を認められることなく、泣き寝入りになっている
 ・風車から人家までの距離について多くの提言があるが、反映されていない
  →「3.2㎞以内に住む人々に深刻な健康被害が及ぶ」(イギリスのキール大学の調査)
  →「平地では少なくとも2.4㎞、山間部では3.2㎞は民家から離す必要がある」
   (2008年の全米騒音制御研究所の年次学会)
  →「風車からの安全距離として当面、800 kW 以下の風車の場合は3.2km 以上、
    800kW 以上では4.2km 以上離れるべき」
   (『風力発電の不都合な真実』、武田恵世、2011年)
 ・定格出力700~1,500kW の既存風車において、約2.5kmの距離範囲までの健康被害
 ・現在の主力は2000kW~3000kWを超える巨大風車のため、被害距離も伸びるはず

4.「環境破壊」の問題

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○環境負荷は甚大
 ・風車建設のために森林伐採し地盤を削る
 ・120m~130mもの高さの巨大建造物を建設するために、さらに地盤を掘り下げる
○生態系への影響
 ・人間という鈍感な生き物さえ逃げ出す、これが山に建ったらどうなる?
 ・山の生態系が崩れれば、繋がりを持った流域一体の自然環境も変化する
 ・漁業被害も出ている(伊方町のあわび養殖業をしている中村さんの話)

5.「地域の衰退」という問題

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○「健康被害」「環境破壊」などの公害問題が発生したら
 ・家族連れのUターン者を期待できるか?
 ・田舎に魅力を感じて移住するIターン者を期待できるか?
 ・10年後に祭りを維持できているだろうか?
 ・実際に被害が出なくても風評被害だけで人の足は遠のく

6.「ベースロード電源にならない」という問題

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○不安定な電源
・電気が欲しい時に、風が吹いているとは限らない
・風は冬に良く吹き、夏は風が少ない。電力需要は真逆
・不安定なため、安定電源(火力発電)が常に待機しなければならない
○維持のためには外部電力が必要
・風車を維持するために外部電力が必要
・結局、安定電源(火力、原子力)への依存を深める

7.「四国で使われない?」という問題

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○地域間連系線の活用
 ・効率的な電源活用や需給の安定化の実現のため仕組み
 ・四国電力から中部電力・関西電力へ電力を送電して調整
 ・都市のために田舎が犠牲になり電力を作らなければいけないのだろうか?
 ・そもそもいま、大都市以外は、四国でも九州でも北海道でも電力は足りている